2009年11月 7日 (土)

近代居合術、現代能

 近代居合術というのは、戦前(昭和15年頃)の陸軍士官学校で採用されていた、近代戦に対応した軍刀術。軍服を着、ブーツをはいた状態で、軍刀を使うため、伝統的な座位はなく、立ち技のみ。居合から五本の型のみを採用、それと、走りながら斬撃する操法がある。戦後、陸軍の解体とともになくなったが、その技術は、現存している。
 今年の9月、新作能「水軍女王」を演ずるにあたって、その基本的な型を学んだ(まこちゃん先生、ありがとうございました)。
 軍服にブーツ、なので、ジャージにブーツをはいて、夜の公園で稽古をした。
 本当に近代的、いや現代的だ。
 その公演も無事終了。

 そして、今、能の仕舞「船弁慶」をおさらい中。しかし、三畳のアパートで稽古は出来ない。ウィンド・ブレーカーを着て、再びブーツをはいて、夜の公園に赴き、扇を広げ、船弁慶を舞う。
 能は摺り足、ということで、公園の土に、仕舞の軌道線がくっきりと残される。
 
 軍服でブーツが近代居合術なら、ウィンド・ブレーカーにブーツは、現代能?
 ん〜、新しい作品が出来そうだ!

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