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2020年2月 8日 (土)

長歌 四首

 時の最高権力者は、国会で虚偽答弁を繰り返すばかり。国民を騙し、嘲笑する霞ヶ関の水は濁り、水底の真実も天の星月も映ることはない。
 そよ、むすぶ手の しずくに濁る 閼伽(あか)の水 政(まつり)の壇に 謀(はばか)るばかり
 そよ、霞立つ 政の水の濁るれば 心の月の映ることなし

 京都市長選は、現職市長の四期当選となった。子どもの育成を守り、地域の活性化を基本政策に置いた候補は敗れ、中央集権の言いなりに市政を続ける現市長は、京都にリニアを引こうと言う。7年後に着工し、20年後に完成するこの政策の、どこに京都市民の生活のことは考えられているのか?構図は辺野古基地建設と同じ。潤うのは権力に集るハイエナばかり。
 そよ、宿りし魂(たま)を えぐり取り くゞりて響(とよ)む 天罰のこゑ
 
 2020年の東京オリンピックの予算は、当初7,000億円だった。しかし2019年12月、会計検査院は3兆円になると公表した。2018年度までに、すでに1兆6000億円が支出されている。1964年の東京オリンピック開催後の国家予算の赤字のために、決して「第二次世界大戦の戦時国債の悲劇を繰り返さない」ための禁忌であった赤字国債を発行した。現在日本の赤字国債は1,105兆円。その金利だけでも9兆円。どうしようもない日本の国家財政の「デフォルト(債務不履行)」の音はすでに聞こえている。
 そよ、賑はえる 都の祭り 来たれども 富はかすみて 明日は見ゆらん

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